この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
相談者様は、片側一車線で停車中、後方から車に追突されてしまいました。この事故で、頭部外傷、脳挫傷、眼球運動障害と診断され、治療を余儀なくされました。9ヵ月以上の入通院後、ようやく症状固定を迎えましたが、歩行がしづらい、日常生活で眼が疲れるなどの症状が残っていました。保険会社に今後の流れや、後遺障害の等級認定申請などについて質問したものの対応が悪く、どのように手続を進めればいいのか困っていました。そこで、弁護士に話を聞きたいと、ご相談くださいました。
解決への流れ
ご依頼後、依頼者様のご意向に沿い、弁護士は後遺障害の等級認定申請を行いました。その結果、11級7号が認められました。その後、保険会社と示談交渉を開始しました。保険会社は、当初、慰謝料、逸失利益について裁判で認めれる基準よりもかなり低い額を提示しましたが、弁護士が粘り強く交渉したところ、いずれも依頼者様の満足する額により合意することができました。
今回のように交通事故に遭った場合、特に後遺障害が残ってしまったような場合には、不安や戸惑いが多々あると思います。このご不安に応えるべく、細心の注意を払って後遺障害等級の認定申請を行い、依頼者の方が適切な後遺障害等級認定を受けられるように努めています。また、依頼者様に寄り添い、書面では立証できない部分についても、経験やデータ、多くの判例を参考にサポートいたします。賠償金の増額交渉はもちろん、後遺障害の等級認定申請についてもお力になれる場合があります。