この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
十数名の相続人のいる事案で急に母親が亡くなりました。遺産の中に不動産があったので残された相続人間で平等に分けて終わろうとしたところ、相続人の中でどう説明しても不動産の価格について納得してくれず、こちらが処分しようとした価格では安いといい、それではその方の言う価格で買ってくれというと返答しないに相続人がいて、不動産の処分ができず、ほとほと困ってしまいました
解決への流れ
弁護士が間に入って調停を行った結果、私達の時は、全く話ならなかった相続人の方も最終的には納得して無事不動産の処分ができ遺産分割ができました。
当事者同士が直接対決すると、過去のさまざまないきさつが絡み合って、なかなか話が進まないところ、弁護士が入りますと、争点が集約されていきますので、解決の糸口が見いだせます。本件は、不動産の価格に関して、不動産鑑定士の視点も踏まえた提案ができたことで最終的にご納得いただけました。