この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
夫と子供がいる兼業主婦。少し過失相殺される事故態様で、相手が大型トラックであったこともあり当方車両が大破し、乗車していた主婦は亡くなってしまった。夫からは事故の真相を知りたいという要望が強かった。
解決への流れ
加害者の刑事裁判では、被害者参加制度を利用して意見書陳述のサポート。相手の居眠り運転であることが分かり、相手は実刑となった。民事訴訟では、居眠りという慰謝料増額事由と過失割合の修正事由があると主張し、逸失利益もパートではなく平均賃金センサスで計算すべきと主張。過失割合、逸失利益、慰謝料、いずれも、当方に良い判決を得ることができた。
刑事記録取り付けも可能ですが、すべて開示されるわけではありません。居眠り運転であることが開示記録からは判明しなかったかもしれません。その意味では遠方の裁判所まで傍聴できたのはとても意味がありました。また、依頼者からも親身に対応してもらえたと感謝されました。