この事例の依頼主
女性
相談前の状況
高校生の交通事故。顔を怪我して傷跡が残った。
解決への流れ
①後遺障害申請→等級に不満だったので異議→納得いく等級認定。②訴訟では外貌の後遺障害では労働能力喪失がないだろうと言われることが多いが、そこをあらかじめ織り込んで慰謝料増額済み。労働能力も争いになったが、未成年の学生であり、就職で不利になる可能性があり、また、職業の選択肢自体が減っているはずだ、選択肢として不利になっていない業種でも、採用面接もあるわけで、就業機会が不利になっているのだから、そこを加味すべきだと主張し、20%の労働能力喪失で和解。増額慰謝料も得ることができた。
判決でも良いと私は思いましたが、依頼者としてはこの和解案で満足であるということで和解になりました。ケース事に主張できる個別の事情が何かないかをよく検討したことで良い結果を得ることができたと思っています。