この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご依頼者様は、横断歩道を歩行中に赤信号を無視したトラックに跳ねられて重傷を負われました。足に大きな傷跡が残る大変なお怪我でしたが、依頼者様が保険会社と協議しましたところ、ご依頼者様が高齢であることから、後遺障害の逸失利益分の損害賠償金も少なく、入通院期間も5年を超えていたにもかかわらず、通院しすぎているとのことで、貰える保険金は400万円程度ではないかとのことでした。
解決への流れ
ご依頼いただいた後に、保険会社からの提案を精査しましたところ、まず、長期間、病院への通院をされているのに、その通院期間の長さが考慮されていませんでしたし、お怪我の具合からしても、過剰な通院とも考えられませんでした。さらに、通院期間についても粘り強く交渉した結果、通院期間の慰謝料についても当方の主張が認められ、また、後遺障害の逸失利益についても、裁判基準とおりの、平均余命の半分の期間分が認められ、保険金が一気に1100万円超にまで約3倍に上がりました。
法律知識のない方は、保険会社の担当者の説明の何が間違っているのかがわかりませんので、保険会社担当者の提案を鵜呑みにしてしまうおそれが多分にあります。保険会社の提示内容が正しいのか間違っているのかについては、特に金額が大きくなればなるほど、専門家の弁護士に見ていただいて意見を求めるべきです。このように大幅に金額が上がるケースもありますのでまずはご相談ください。