犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割 . #相続人調査

不合理な主張を撤回させ、遺産分割交渉成立へ

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山中 大輔 弁護士が解決
所属事務所東京桜橋法律事務所
所在地東京都 中央区

この事例の依頼主

50代 女性

相談前の状況

ご兄弟間の遺産分割(亡くなられたのは相続人の父)が紛争化していたため,その交渉について,相続人1名の方からご依頼いただきました。依頼者様は,申告期限までに遺産分割を成立させたいとの要望を強く持っておられました。しかし、遺産には不動産や非上場株式が含まれるなど,その構成は複雑であり,しかも,相続税申告期限まで3か月を切っていました。

解決への流れ

相続税申告の担当税理士と協力し,申告期限までに遺産分割を成立させ,無事,相続税申告を完了させることができました。

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山中 大輔 弁護士からのコメント

未分割で相続税申告を行うと,相続人に有利な税法上の特例の適用を,当初の申告時で受けることができないというデメリットがあるため,申告期限直前においては,「申告期限までに解決を図りたい」という点で,相続人間の利害が一致します。この点を最大限生かし,相手方相続人に対して,不合理な主張を撤回させるなどして,早期,遺産分割を成立させることに成功しました。