この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご依頼者様の親がお亡くなりになられ、親族及びご依頼者様が相続人となっていました。亡くなられた親の遺産について遺産分割を行おうとしたところ、親族との対立が発生し、当事務所にご相談に来られました。
解決への流れ
預貯金口座の開示に加え、ご依頼者様の心当たりのある金融機関へ調査を行い、預金口座の取引履歴を取得しました。 調査の結果、預金口座から多額が出金されていたことが判明し、証拠提出しました。 結果、親族は預金を引き出していたいたことを認め、ご依頼者様は正当な額を受け取ることができました。
「預金を事前に引き出されていた」というご相談は実は多くあります。しかし、証拠が十分に集まらず、うやむやにされてしまうケースが少なくありません。今回は、ご依頼者が思い当たる金融機関を挙げてもらい、その全ての金融機関に対して調査を行いました。さらに預金残高の有無だけでなく、取引履歴まで取得して精査したことが結果につながっています。難しい事案も少なくありませんが、違和感を覚えたら放置せず、調査をすることが大切です。