犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料

上司からひどいセクハラを受けた!

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來住 崇右 弁護士が解決
所属事務所銀座OHK法律事務所
所在地東京都 中央区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

親会社の幹部から、しつこく飲みに誘われていた。 断り切れず、1度だけと思い、飲みに行った。 彼氏はいるのか、どういうエッチが好きなのか、これまで何人と付き合ったんだ等と、とにかくやらしい話ばかりをされた。 飲み終わって店を出ると、しつこくホテルに誘ってきた。 なんとかあきらめさせたが、路上でいきなり抱き付かれ、キスをされ、舌を入れられ、胸も触られた。 振りほどいて逃げ帰ったが、思い出すたびに吐き気が・・・。 勇気を振り絞って、会社の上司に告発したが、もみ消されてしまった・・・。

解決への流れ

警察に相談をし、いざとなったらすぐに動くという約束をもらった上で、弁護士名義で内容証明郵便を送付。 その中で、警察に相談済みであることを伝えるとともに、会社がもみ消したことも不当なので、きちんと反省をして、謝罪をして、誠実に対応しなければ、刑事告訴だけでなく、会社の責任追及も行うと主張。 瞬時に連絡があり、謝罪をすると共に、数百万円の賠償金を支払ってきた。 精神的な傷は完全には消えないが、「本当にすっきりしました。また明るく生きていけそうです。」とおっしゃっていた。

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來住 崇右 弁護士からのコメント

当然、方針は、ご相談者のご希望に合わせて決めますが、「泣き寝入りしたくない。」というご相談者でしたので、出来る限りのことをいたしました。 最後の言葉を聞いて、何よりもホッとしました。 内容証明郵便を送る場合、ありきたりの定型文を書いて送っても効果的ではありません。 どうすれば、相手がこちらと対話しようと思うだろうか、どうすれば、相談者が満足する程度の償いをする気になるだろうかを考え、文章の表現を最大限工夫することが重要です。 もちろん、脅迫や強要になるほど強いプレッシャーをかけてはいけませんが、工夫次第で、内容証明郵便を送るだけで解決する確率が飛躍的にアップします。